残業を考える
こんにちは、tantanロングライドという自転車イベントにでて完走したドロンパ院長です。
残業について考えてみました。
残業自体は悪か?
最近はめっきり労働者のほうがた立場が強くなってしまって、、、というか今まで雇用する側の力が圧倒的に強かったので正しい形に戻ろうとしてますね。働く側、仕事を探す側からしたら良い時代だし、人を雇用する側からしたらやりにくい時代になってきたと思います。
ということで残業自体が『悪』のように言われているような気がしますが、個人的にも残業というのは悪とは思いません。もともとの定義で言うと残業というのは完全にイレギュラーです。労基法というのは工場労働者を守るために制定された法律です。つまり工場は稼働時間というものがあるので、それを逸脱するときに残業というものが発生します。
これって別に悪いことでもなんでもないと思いませんか??
この話とはまた別ですが、『残業代がでない』こと。これは悪いことです。ですが「固定残業代」ということで月々の手当に含まれている場合も多くあります。この辺は知識のない労働者のほうが悪いと思います。
残業の種類
人はなぜ残業をするのか?
これを考えてみました。
- 自分の能力不足による残業
- 客先からの突然の要望による突発的残業
- 元々残業をしなければクリアできない業務量に仕組まれている
- 仕事してるんだぜアピールの残業
- 通常の給与だけではやっていけないので、残業代をあてにしている残業
- 上司が残っているのでなんとなく帰れないから仕事してるフリの残業
- 部下が残業してるからなんとなく帰れない雰囲気の残業
- 社内行事などで突発的にやらなければいけない残業
およそこれぐらいに分類できるんじゃないでしょうか?
1,2が多分イレギュラー残業でしょう。3なんかは定時時間外に研修があったり会議が予定されているようなやつです。
残業を毎日してる人は本当にそれは必要な残業か?
1,2が常態化してるようでは、完全に能力不足もしくはブラック客先とのやりとりが多いですね。しかしながら新入社員とかでない限り1はあまりないような気がします。
むしろ私自身がこれまでの仕事人生で多かったと思うのは、4,5です。
仕事してるアピール
これ、ほんまに多いです。何の意味があるんでしょう?少し前なら、残業=頑張って残っている、みたいなイメージがあったのかもしれませんが、今そんな職場あります??化石オジサンの思考が仕切っているような職場ではあるかもしれませんが。
大体仕事してますアピールの残業が常態化してる人は、事務所から突如姿を消したりなぜか缶コーヒーが好きだったりすることが今までの職場では多かったです。これって仕事してるアピールですか???どう考えても時間内に終わらせるように考えてやっている人のほうが評価されてもよさそうですが・・・。
残業代をあてにする残業
これもめちゃくちゃ多い。まあ賃金が元々低いならしょうがないかもしれないけど、そんなことで大切な時間を消費するぐらいなら生活レベルを落としたほうがよっぽど良い。生活できないぐらいの賃金ってのはほとんどないだろうから。たまにあるけど・・・。
残業代をあてに生活を組み立てていくと、3年以内に大体破綻します。企業は残業させない方向に舵取りをしているところがほとんどだし部署異動や転職があれば一瞬で崩壊するし。
私の知り合いの会社では、残業をしない手当というのを導入したら見事にみんな定時で帰るようになったみたいです。だってそうでしょう。残業しないほうが給与が上がるんだから。そうなるとみんな「いかに効率的に時間内に終わらせるか」を考えるようになって、仕事の効率がアップしますから。
クソみたいな理由で残っている人もいる
昔の私の上司は「家に帰りたくない病」でした。要するに家に帰ると恐妻がいるのでできるだけ仕事をしてるフリをして、残業代も稼いで・・・というやり方です。アホらし、と思って部下の私は気にせずさっさと帰っていました。
こんなしょーもないことを理由に残業してる上司もけっこういるのです。そんな上司に遠慮して残る必要はありません。さっさと帰って自分の時間を楽しんだほうがいいです。
まとめ
残業代をあてにして生活を組み立てていると、環境が変わったときにロクなことになりません。また他人を気にして残業をしても何の意味もありません。それならその人を誘って飲みにいって愚痴でも言い合っているほうがよっぽどましです。
なかなか帰れない雰囲気が・・・とかは確かにありますが、それをぶっ飛ばしてさっさと帰ってしまいましょう。家庭をお持ちの方は家庭を楽しみ、一人の方は自分の人生を豊かにすることに時間を使いましょう。
特にやることないし・・・とか家に帰っても子供の面倒見さされるだけやし・・・とか思う方はちょっと寂しい人生になりつつあるんではないでしょうか!?