仕事をするための出費から、自分に合う仕事を考える
こんにちは、花粉症は春だけだと思っていたのが今ぐらいの時期にも発動してしまってティッシュの減りが異常に早いドロンパ院長です。
専門ブログ更新しました『1分座るだけで寿命が22分縮まる??』
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「私に向いてる仕事を教えてください」という質問
よく私自身、転職や就職の相談を受けることが多いのですが大体が「自分にどんな仕事が向いてるのかわかりません。教えてください。」みたいな人がほとんどです。
はっきりは言いませんが、ここではハッキリ言います。
知らんがな。
この一言に尽きます。
やりたいことやったらええんちゃうの?と返せば「そのやりたいことがわからないんです」と返されます。もう一度言います。
知らんがな。
「この世の中にどんな仕事があるかわからないから、どんな仕事があるのかを教えてほしい」とかいうことなら対応する気にもなるんですが・・・。
仕事を探す時にやりたいことをやるという軸じゃなくても良いと思いますけどね。この世にやりたい仕事やってる人って一握りでしょう。
ということで、人は仕事を選択する際にどうも迷いまくってるように思います。まあ仕事自体がたくさんありますからね。異常にメニューの多い居酒屋に行ったら何を食べたら良いかわからなくなる、的なことですね。
仕事を選ぶ基準に関しては色々とありますが、今日は少し特殊な視点で考えていきます。
その仕事をする為にかかる費用
この仕事をするなら、これとあれを揃えて・・・というものがけっこうあります。サラリーマンであればスーツに靴、ネクタイや名刺入れ等は必須でしょう。
以下は何個か適当に思いつくものを挙げてみました。
アパレル業
アパレル業は本当にお金がかかる業界の代表です。
社員割引で自社の製品を買えるといってもお金がかかる。しかも季節感をださなければいけませんし、その年のトレンドを追いかけなければいけません。
つまり普通の人よりも圧倒的に服や身に付けるものにお金がかかります。
しかも賃金は低め、土日は休みにくいというかなり厳しい職業だと思います。
加えてショッピングモールや繁華街にある場合が多いので、昼ごはんは自分でもっていかない限り外食になる。外食ばかりだとやはりお金が飛ぶ。
販売系は特に離職率も高く、5年経つとほとんどがやめてしまうとか。それもわからんでもないです。
イケてるサラリーマン
これもお金がかかる。いわゆる外資系コンサルティング会社の人とかもこれに含みます。なんせみすぼらしい恰好をするわけにもいかないので身に付けるものが高い。
スーツ・靴・ネクタイ・時計・カバン・メガネに至るまで基本ブランド装備。また、かなり日々勉強をしなければいけないので自己啓発に投入する額が半端ない。自己啓発は身になるからいいんですけどね。人によってはこれに加えてジム通いで健康を維持したりするともっと大変。
飲食業
自分的にオススメの職業。ブラック企業ならば今すぐに転職した方が良いが、ホワイトな場合一番お金が貯まるような気がする。
というのもまずほとんどの飲食業で制服は支給。長靴とかその他のものも支給が基本。食事もまかないがあるので多少の負担もしくは無料で食べることができる。つまりでていく分が圧倒的に少ない。薄給だとしても十分生きていける。
繰り返しますが、長時間労働や休日返上になっていたら転職したほうがいいです。
水商売
これもけっこうお金がかかりますね。店の業態にもよりますが制服的なドレスは基本自分で調達。頭のセットや化粧品にお金がかかる。年齢と共に美容にかけるお金も増えていく。更にわけのわからん客を相手にする職業なので、ストレス処理にお金が消えていく。大概は飲みにいったりホストにいったりと健全さを保つにはお金がかかる。
現場工事
こちらもそんなにお金がかかりません。自分で独立して職人として工事をされている場合は最初に揃えるものがけっこうかかりますが、基本的に会社が備品や什器などは全て用意してくれています。作業着や安全ヘルメット等も。イケてるサラリーマンと対照的なのが、体を使う仕事なのでジムにいく必要はあまりないということです。実際に現場工事をされている方の施術もけっこうやってきましたが、比較的健康な人が多かったように思います。
仕事の選び方
ごく限られた例しかだしていませんのでサンプルが少ないですが、収入に比例して出費も比例するような職業はずっと続けていくのは難しいと思います。
仕事は様々な種類があるし、仕事の選び方も様々な種類があります。
しかし離職の話等を聞いていると以下の選び方が一番良いような気がします。
- 自宅から近い(通いやすい)
- 人間関係が良い(入ってみないとわからないことです)
- 一定ライン以上の給与がある
- 人生100年時代を迎えるにあたってキャリアを身に付けることができる*1
人間関係は入ってみなければわからないので非常に難しいですが、転職を考えられている方・これから就職する方は仕事の選び方を考えてみてはいかがでしょうか。
*1:人生100年構想という国が目指している概念。学び直しやチャレンジが何歳になってもできる社会を創りたいということ。