狩野一峰の思考錯誤

言いたいことも言えないこんな世の中だからこそあえて本名で

失敗しない飲食店の選び方

こんにちは、ドロンパ院長です。

タイトルにもありますが、初めての店に入るときって、ある程度の有機がいりますよね。

おいしいのかな?っていうのがほとんどの心配だと思いますが、おいしいという要素はトータルの満足度だと思います。

例えば、味だけが抜群においしくて、店員さんの態度がクソな店に対して、トータルの満足度で「おいしかった!」と思う人は少ないでしょう。

ファミレスやファーストフードなど、どこで食べても同じ味を提供してくれている店でも、接客してくれた店員さんで、総合満足度の味は変わります。

そういう意味での失敗しない飲食店の選び方を考えてみました。

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値段が高ければおいしいってもんでもない

そんなことはわかっとるわ!

と言われそうですが、そこはあえて。

飲食店の一品の値段というのは、非常に戦略的に決められていることがほとんどです。

まずもって、素材の価格が含まれているのは当然ですが、それを調達する物流の価格や調理する人間の技術料、テーブルまでもってきてくれる人の技術料や、そこの店舗の賃料など、さまざまな価格が上乗せされています。

ですから、例えばきゅうりの一本付けというメニューが380円で提供されていたとして、

「きゅうりなんてスーパーで38円で売られてるのに!」

という思考になってしまったら迷走します。

看板にまどわされよう

個人的にこれはオススメです。

看板がきれいだったり、メニューがものすごくおいしそうに作ってあったり、外からみる雰囲気が良かったり。

個人店ならなおさらこれは重要。

なぜなら、メニューや看板をプロに外注しているからです。

外注しているとなぜおいしい飲食店なのか?

店主はその分、料理を作ることやおいしいものを提供することに専念できるからです。

個人店で飲食店をはじめようと思う人は、たいがい料理がそれなりに上手な人です。なので、料理を作って、食べてくれた人を笑顔にしたい!というような素晴らしい考えを持った人が多いです。

ですが、実際に店をはじめるとなると、調理以外のやらなければいけないことが多すぎて、料理の腕を磨くとか、おいしいものを提供するというような最初の意思は、しだいに失われていきます。

そうならないためにも、看板やメニューはプロに外注するのです。

もちろん自分ではできないから、という理由もあるでしょうが、ド素人がパソコンで適当に作ったようなメニューや看板なんかでやっているような飲食店は、ロクなところがありません。

ということで、看板にまどわされましょう。

従業員に優しい会社のサービスを選ぶ

従業員を雇って、店を切り盛りしている店はたくさんあります。

もちろん大手のファミレスや牛丼チェーン店も含まれます。高級割烹料理屋さんなんかもそうです。

普通に考えればわかりますが、高級割烹料理屋で支払う値段と、牛丼チェーンで支払う値段は全然違います。

ですが、実は従業員に支払われている給料は大して変わらないどころか、おそらく牛丼チェーンのほうが高いでしょう。

例えば牛丼チェーンが時給換算で1000円。割烹料理屋が時給換算900円だとします。普通に考えれば牛丼チェーンの従業員は1000円の仕事はしますが、高級割烹料理屋の従業員は900円の仕事しかしません。

さらに、今は人手不足ですから、昔のように「時給1000円で2000円の仕事をする」ようなスーパー従業員はほとんどいません。「時給1000円で500円の仕事しかしない」従業員が普通です。

つまり、従業員にたっぷり給料をだせる店は、単純に優秀な人が集まるので、接客レベルも高く、お客さんに総合的に満足してもらえる確率が高まる、ということです。

 

ということで、店の外観にまどわされて、その店が従業員を大切にしているような店であれば、ほぼ当たりということです。