車で音楽を聴くために、7つのことを試した結果
車は動く部屋である。ゆえに今のオッチャン世代は「車を所有してこそ一人前」みたいな思考がある。
しかし現在はもはや車を所有していること自体がコスト扱いされ、カーシェアリングやレンタカーのようなサービスが浸透しつつある。「車は共有するもの」になってしまったのだ。ちなみにあんまり乗らない人は、タクシーに乗ったほうが安いという事実もある。
まあそんな社会情勢はどうでも良い。
今回は、音楽好きな私が車でより良く音楽を聴くために試行錯誤してきたことを書く。
ちなみにあらゆることを試してきたつもりだが、結局今はFMラジオに落ち着いている。誰かがしゃべっているのは心地いいし、普段自分が触れない情報が入ってくる。
CD
CDをそのまま聴く。これが一番音質が良かった。
だが、長時間の運転になるとCDを変えなくてはいけないというデメリットがあった。そしてあーだこーだ言うてるうちにCDが入らなくなってしまったのでサヨナラ。
エンジンスタートと同時に自動的にかかるというのも魅力的。
FMトランスミッター
これははっきり言ってクソだった。
地域的なものかもしれないが、完璧にきれいにひろえなかった。目当ての音楽が鳴っている後ろで人のしゃべり声っぽい感じがしてきたり・・・。特にトンネルに入るとひどいものだった。
しかしこれもエンジンスタートと同時にオート始動。
bluetoothスピーカー
CDよりも音質は良かったかもしれない。
車のスピーカーを使わず、スマホとbluetoothスピーカーをつなげて音楽を鳴らす。
ちなみに使っていたのは今なお絶大的な評価をほこるこちらのスピーカーだ。
エンジンスタートとは関係なく、スピーカーのスイッチボタンを押さなくてはいけない手間がある。スピーカー自体の充電もやっとかないといけない。
しかしエンジンをきっても音楽を楽しめるという利点もあった。
スマホのスピーカー
スマホから生音でだしていた。そこそこ手軽だが、音が悪い。スマホのスピーカーは音量が半分ぐらいの位置で一番良い音が鳴るようになっている。しかし車を運転している時は半分の音量では聴こえない。だから音量をあげるが、あげると音が割れる。
内蔵ハードディスク
うちの車のナビシステムは内蔵HDDを搭載している。CDを挿入するとCDを再生しながら、内蔵HDDにも記録されているというシステムだ。これはCDを読み込ませるのにめちゃくちゃ時間がかかるので、あまり使わなくなった。
また、ナビがかなり古くなってきて、ないはずの道路を走ってたりしたので、ナビもスマホに変えた。そう、ナビの画面にそのままスマホを貼り付けるという暴挙にでた。
こうなるとナビのボタンが押せない。
ということで内蔵HDDでは音楽が選べなくなり、サヨナラとなりました。
エンジンスタートと同時に起動していたので良かったんだが・・・。
bluetoothハンズフリーヘッドセット
片耳に装着して通話もできるやつ。
片耳なので音が悪い。いやむしろ悪いどころかクソ。
それに加えてやはり片耳が閉じているというのは怖い。そして普段から全く通話はしないので、マイクのほうは意味がなかった。
しかも私は利き耳が左なので、左に装着していた。そうすると助手席の人の声が聞こえにくくなる。ということで早々にサヨナラになった。
FMラジオ
起動と同時スタート。安定の高音質。音楽もあれば人のしゃべりもある。車といえばコレでしょう。
一番よかったもの
結局FMラジオになってしまった。チャンネルは京都なのでほとんどの場合αステーション(FM京都)だ。
最近はテレビをほとんど見ないので、twitterやブログというような「自分で自分の興味ある情報にアクセスするメディア」が中心になってしまっている。なので、自分の興味あることはいいんだけど、それ以外の情報があまり入ってこない。
ところがFMラジオというのはさまざまな情報が入ってくる。しかもFM京都なので京都のローカル情報が多い。どこそこでこんなイベントが企画されているとか。こういう情報で遊びにいくことも多くなった。
昔からラジオっ子だったので、最近は家でもラジコを聴いている。