【書評】モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! 藤崎達宏著
こんにちは、ドロンパ院長です。
将棋の藤井さんとか、グーグルの創業者で有名になったモンテッソーリ教育。
基本的には0~3歳児向けの教育法?というか考え方です。何冊か読んだけど、深く追求するために読んでみました。
っていうかもううちの子は2歳半!あと半年しかないって!
20字でまとめると・・・
子供は全て知ってるから、親は見守れ!
子どもの成長は早ければ良いというものではない
早いのではなく、その前の段階がいかに充実してたか、が重要。
こどもは成長の階段を「自分で」登ってくる。どこの段階が「完了」なのかは自分で判断するので、他人と比べて早い遅いを一喜一憂するのは無意味。
ただ、ある事項が遅すぎる、とかになると、保育園なら他の保育園児と比べてしまって、「自尊心」が失われるので、急がせたほうがいいのかな?
大人にできるのは手伝いだけ
子供は自分の判断で次のステップに進むので、強制してはダメ。1人でできるようになる手伝いだけしか大人にはできない。
子どもを観察することがモンテッソーリ教育の真髄
「見守り」しかできないというならば、観察こそが親の役目。ちゅうかこれしかできひんやん。
〇〇期というのは必ず終わりがある
思春期、イヤイヤ期など。永遠には続かないから大丈夫。
3本指は突出した脳である
神経回路を最も活性化する瞬間が3本指を動かしている時である。
いたずらに見えても、実は3本指を使って手先を器用に使う練習をしている最中だったということが頻繁にある。親の化粧品をぶちまけてるとか。
神様からの宿題をやっている。らしい。
イヤイヤ期の大泣きは3つの原因
自分でやりたかった大泣き、秩序が乱れた大泣き、いやいや期からくる大泣き
順番へのこだわり
例えば靴下をどっちからはく、とかそういうのがいつもと違うだけで不機嫌になってしまうこともある。
これは将来の「自分で見通しを立てて順番を決めて段取りを立てるという能力」につながるので、決して邪魔をせず彼らの秩序を尊重してあげる。
習慣へのこだわり
いつもの散歩ルートは少し違うだけで不機嫌になることがある。いつもと同じだから、今日はいいじゃない??じゃなくて、いつもと同じだから絶対この道!というのが子供の言い分、これも尊重してあげること。
場所へのこだわり
秩序の敏感期にある子どもは、場所にも強いこだわりがある。自宅でのいつも座ってる場所が少しちがうだけで不機嫌になる。
この秩序もしっかりと守ってあげること。
いやいや期はとにかく子供に選択させてあげること
二者択一で選択させてあげることによって、自分の主張が通ったと思い満足する。
選択ができずに押し付けられることによって、怒り出す。
「そんなことはわかっとるわい!」の連発であったけども、考え方で心の持ちようも変えれるのかなー?と思った。
いやはや、なかなかの良本だった。