狩野一峰の思考錯誤

言いたいことも言えないこんな世の中だからこそあえて本名で

【書評】人を操る禁断の文章術 メンタリストDaiGo著

こんにちは、ドロンパ院長です。

 

一時期よくテレビで観ましたが、最近は講演会とかを中心に活動されてるDAIGOさんのライティングの本。

 

DAIGOというと、ブレイカーズのほうがおもしろくて好きですが、こっちのDAIGOは勉強になることが多い。

 

なんでも本が好き過ぎて、本を読むために仕事をしてるとか。う~ん、その気持ちわからんでもないけど。ご自身もたくさん本をだしてるみたいなので、ためになるかなーと思って読んだら、こりゃまたわかりやすくて良い!

 

 

読む→言葉に反応する→想像する→行動を起こす

文章といっても、いろいろな種類があるけど、この本は、行動をさせるための文章術。

文章とは、読まれるために書くものではなく、行動させるために書くものだ。

 

3つの原則

  1. あれもこれもと書き過ぎないこと
  2. きれいな文章を書こうとしないこと
  3. 自分が書きたいことを書かないこと

まさにこの3つを守れていなかった。プレゼンとかもそうだけど、テーマというか言いたいことは一つにしぼったほうが良い。

人を動かす文章を書くステップ

  1. 三原則を唱える
  2. 7つのトリガーからひとつ選ぶ
  3. 5つのテクニックで書く

自分が何を伝えたいかではなく、この文章を読んだとき、相手にどんな行動して欲しいかで考えること。

自分で文章を練るのではなく、相手の心のなかからメッセージをひきだしてくる。自分の頭の中には答えはない。

7つのトリガー

  1. 興味  人は退屈を嫌い、夢中になれることには時間は忘れる興味に触れれば勝手に行動してくれる
  2. 本音と建前 人は本音と建て前を行き来しながら生きているそのはざ間に突き動かされるエネルギーが詰まっている
  3. 悩み 人は悩みはコンプレックスを解消したいと思っている悩みが解決できるとわかれば、必ず行動する
  4. そんとく 人は特殊たい想いより、損したくないという思いの方が強い、損しませんよと安心させれば行動させやすくなる
  5. みんな一緒 人は自分の所属しているカテゴリーから外れることを回避したがる、また自分と共通点を持つ人に強く影響される
  6. 認められたい 人は認めてもらわなければ生きていけないプライドをくすぐれば、前のめりで読んでくれる
  7. あなただけの 人は持っているものがなくなりそうになると激しく渇望する、また自分だけ特別扱いされたがっている

5つのテクニック

  1. 書き出しはポジティブに 第一印象の大切さ。
  2. なんども繰り返す 使う言葉を変えて、同じメッセージを何度も。
  3. 話しかけるように書く 文章よりも会話のほうが覚えている。
  4. 上げて、下げて、また上げる 読み手の感情を一度下げて、より強い力で行動を誘導する。
  5. 追伸をつける 一度完結させて、メッセージを埋め込んでしまう。

 

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