ジェネレーションギャップの影響力が強すぎる
こんにちは、ドロンパ院長です。
最近、ニュースを見ていても、ジェネレーションギャップが原因で起こっている事件が多いような気がします。
どこの職場でも、ある程度の年齢のギャップによって引き起こされる、出来事とかありますよね。
よくあるのはパワハラとかセクハラとか。
「昔はこんなことをしても大丈夫だったのに」的なやつです。
ということで、ジェネレーションギャップについて少し考えてみました。
考え方が正反対なぐらい違う
昔は「モノは長く大事に使え。できるだけ多くのモノを所有することこそが心の安定につながる」というような時代でした。
ですが、今や「モノは最小限にミニマルに。所有をせずに、必要なときだけ借りたりして使え。」というような時代です。
「モノ」に対する価値観だけでも、もはや正反対です。
また、食事も昔は「おいしいものをお腹いっぱい」というのがほとんどの人の贅沢でしたが、今や「食事というのは栄養を摂取するための手段」という考えが主流ではないでしょうか??
まあ、モノに対しての若者の考えは理解できますが、食事に対する考えは、賛同しかねます。
とか言ってる時点で、年老いたのかもしれませんが、気の合う人とおいしいものをお腹いっぱい食べる、というのは何にも代えがたい体験だと思っています。
諸事情により、65歳以上でも会社に残る人が増えてきている
会社員をしている人なら、ほとんどの人がジェネレーションギャップを感じていることと思います。
例えば 60代と20代の社員がメインの会社なら、やはり強烈なジェネレーションギャップが生じます。そりゃ親と子ぐらいの年齢の開きがありますからね。
でも20代と30代でほとんどを占める会社でもジェネレーションギャップは生じます。
なんなら、高校生なら高校一年生と高校三年生でもジェネレーションギャップは生じるでしょう。
学校は大学のようなところであれば4年とか8年とかで大体人が入れ替わります。
ですが、会社はそういうわけにはいきません。
いろいろな年代の方が混じっていて、さらにその中で上下関係があるようなコミュニティが会社という場所です。非常に特殊ですね。
65歳まで、というか70歳まで、さらには生涯現役という考えからもありますから、ジェネレーションギャップはどんどん広がっていくことでしょう。
「体調が悪いから休みます」
という連絡を
- 電話でする
- LINEでする
- メールでする
- そもそも体調不良ぐらいで休むな!
あなたは、どれに賛同しますか??
個人的にはLINEで全然かまわないと思うのですが、相手に合わせるという意味で電話でしています。
年寄りはこんなポイントばっかり見てるからね。逆に言うと、このへんのポイントを落とさなければ、楽勝ってことです。
パワーバランスはやはり年上のほうが強い
日本型の雇用だと、どうしても会社に長くいる年長者が一番パワー的に強くなります。
家庭だと、そうでもない場合が多いのですが、会社ではやはり根強いです。
ですから、当然偉い人=年長者、になるわけで、偉い人が物事を決めていくので、どうしても年長者の居心地の良いことが優先されます。
IT化で効率化だ!なんて言いますが、実際の現場ではエクセルでエッサホイサと業務が行われているというのが現状です。もちろんエクセルも、マクロやVBEまで使いこなして効率化しているなら話は別で、そんなレベルにまで達していない人が大勢を占めるといってもよいでしょう。
ですからIT化はなかなか時間がかかります。
これが今の私のような世代が、決定権を持つ世代になると、パソコンが中心の考えになるでしょうが、その時に若い人は、スマホ中心か、もしくはスマホの次のデバイス中心で物事を考えることでしょう。
このように、ジェネレーションギャップというのはどこにでもあり、またそれが邪魔をして物事が進まないことも多いという話でした。