狩野一峰の思考錯誤

言いたいことも言えないこんな世の中だからこそあえて本名で

【書評】 0円副業のススメ クリス・ギレボー著

こんにちは、ドロンパ院長です。

メルカリ活用大作戦により、話題本を読みまくっています。

 

www.doroin50.com

 

もはや読むよりも、自分のメモとしてブログに残すほうが時間がかかる!

しかしアウトプットの一つの手段として活用しているので、これはやめられない。

 

この本の内容を20文字で要約すると・・・

会社勤めをしながらできる副業マニュアル

サイドハッスル27日プラン

サイドハッスルというのは、いわゆるサラリーマンとしての本業がありながら、副業で稼ぐ場合の「副業」のこと。

本業で余った時間を、単純労働のアルバイトをするのではなく、自分でかんたんな事業を興すこと。

計画をたてるところから、はじめての売上が上がるところまでを27日間でやりきる。そこからはPDCAをまわす。ダメだったら、どんどんやり方を変える。うまくいったなら、やり続ける。

まずはサイドハッスルの目標をきめる

目標金額。月いくら稼ぎたいのか。

住宅ローンにあてるとか、毎月のものに充当できればわかりやすい。

毎月1万でも2万でも、定期的に入ってくるようになれば、生活が一気に変わる。

お金のなる木の見分け方

やってみる価値のある特徴
  1. 実行可能 短い期間に立ち上げれるか?
  2. 利益が見込める 収入方法は明確か?
  3. 説得力がある
有望でないアイデアの特徴
  • スッキリとシンプルにできなく、行動が難しい壮大なビジョン
  • 方法不明
  • どんなタイプの人がお金をだしてくれるのか明確でない
  • 手間とお金がかかり、製作にかなりのリードタイムが必要になる

これ、やってしまいがち。「俺は起業のアイデアがある。」みたいに言ってる人は全部コレ。

成功の可能性が高いアイデアの特徴
  • アイデア実現までの道筋がシンプルで、1センテンスで説明できる
  • 実行方法が容易に説明できる
  • 具体的な方法で問題を解決したり、誰かの生活を快適にできる
  • 手間とお金があまりかからず、顧客のもとに届けるのに多くの準備やフォローアップがいらない
  • 1回限りではなく、繰り返し収入が発生する

あてはまる項目が多いほど、成功が高まる。

まずは3つのネタをブレインストーミングして、ネタを出し切る。

街ゆく人をぼーーっと見ながら考える。魔法の質問 「彼らに何が必要だろう?」

サイドハッスルのタイプ

  1. 商品を販売する
  2. サービスを提供する
  3. なにかの仲介をする

自分の時間を売るのではなく、仕組み化できることが最大の目標。

サイドハッスルのネタがでてきたときに、ハードルとチャンスが混在する

ハードルとチャンスの見極め方

見込める利益額に対して、ハードルとチャンスを天秤にかける。

ときには探偵のごとく

ライバル達の施策を調べ尽くす。お客さんにもなってみる。

テスト広告

1000円で、Facebook広告をだしてみて、反応をみる。

広告をつくる際のポイント

  • ペルソナをつくる、1人の人に向けたメッセージを。
  • ストーリー性をもたせる。オリジンストーリー。
  • 『宇宙一ヤバイギターレッスン』のように、キャッチははおおげさに。緊急性をもたせる。

価格の決め方

サービスの場合は、まず自分の時給をきめる。作業時間とか書類作成にかかる損失時間も考慮すること。

完璧なプランになる前に走り出す

完璧を待っていたら、27日プランが27年プランになってしまう。とにかく30%ぐらいでいいので走り出す。そこからどんどん修正していく。

10人に助けを求める。SNSで拡散してもらう。

abテストは継続的におこなう。

常に上の目線で考える

Webサイト作成を請け負うのではなく、顧客がWebサイトを作れるように講座をひらく

 

副業解禁の企業が増える中、この本は参考になる部分が多かった。

あくまでも「副業」なので、目標金額を低く見積もってスタートする。しかし各ステップ自体は「起業」のそれと、なんら変わりがない。「資金調達」や「人材採用」のステップがないだけである。

他に気になったフレーズとして「はじめての報酬のお札は、額に入れてとっておく」というのがあった。確かに初めての顧客は私自身もうれしかった。お札を額には入れていないが、やっときゃよかったと思った。