銀行の雇用もAIに奪われていく時代に突入
こんにちは、口内炎が痛すぎて大好きなうどんもアツアツで食べるのが困難になってきているドロンパ院長です。
もう片方のブログも更新しましたので見ていただけたら泣くほど嬉しいです。
とうとうきましたね。銀行もこうなる時代が。
一時期バブルが崩壊した時や銀行の統廃合がブームの時は、弱小地方銀行の銀行員がよくリストラされていましたがとうとうメガバンクにもこの波がきましたね。
しかも今回は不況でどうのこうのという話ではなく、IT活用による業務効率化と店舗の統廃合によるものです。まさにAIが雇用を奪うとはこのこと。
おそらく銀行の主業務である貸付の審査もAIがある程度判断していくようになることでしょう。
実際のリストラ方法は?
今回の人員削減は1980年代に大量一括採用した人の退職と、新規採用の抑制で乗り切るそうです。でもまあ実質早期退職を促すような流れになると思います。
昭和や平成の時代は人さえいれば何とかなりましたが、企業の立場からすると今はその「人」が余剰。しかも45歳以降であれば残念なことに更なる余剰人員です。これはどこの企業でも同じですが。
今年の就職人気ランキングを見てみる
これはキャリタスが毎年調査しているものですが、マイナビであろうとリクナビであろうと結果に大差はありません。
これを見ると特にメガバンクの人気の高さがうかがえます。航空会社も相変わらず人気が高い。リンクを飛んでもらったら200位まで見れます。定年退職したアナウンサーが言っていましたが「この人気ランキングは僕らが学生の50年前ぐらいとほぼかわらへんやん!」とのことです。
この調査はあくまでも新卒の就職活動生を対象にしたものですから、まだ社会人じゃない人からの人気投票みたいな位置付けですね。どうしても聞いたことのある企業やテレビCMを積極的に打っている企業が上位になります。
そんな中、なんと一位はこの渦中のみずほフィナンシャルグループ!
このニュースがあったので、学生達の心に変化があるかもしれませんね。
銀行はつぶれない??
つぶれないでしょう。経済の中心ですし半官半民ですから。ただ最近はそれこそAIの台頭やクラウドファンディングの隆盛で、今までと同じことをやっていたらどこかに吸収されそうですね。倒産するかしないかで言えば倒産はありえないですが、雇用はどんどんなくなっていくことでしょう。
そういえば私が就職活動をしていた10年以上前は、ちょうどりそな銀行の経営が傾いて公的資金注入でえらい不人気になっていました。内定取り消しがありましたからね。みずほ銀行もそんなことになってたように記憶しています。実際内定切りに遭った同級生もたくさんいましたが、就活再開して三井住友銀行とかUFJ銀行とかに就職していきましたね。結局銀行かい!と当時は思ってましたが。
たまに銀行に就職した同級生に会うと、みんな暗い顔をしています・・・。そんなに将来性のない仕事なんでしょうか。待遇は悪くないし、社会的地位も一定あると思うのですが、やはり聞いていると雇用がどうなるかわからんと言っている友人が多いです。
そりゃ心配になりますよね。クビにならないと思って入校したのに自分の雇用が不安定なわけですから。
まとめ
銀行はつぶれません。でも銀行の雇用はなくなっていきます。これは銀行だけでなく大企業も恐らくその流れになるでしょう。
そうなった場合に、必死でしがみついてなんとか雇用を守ってもらうか、さっさと学べることを学んで自分で仕事を作っていくなり、ステップアップの転職を成功させるか。様々な選択肢がある中で今回のみずほの銀行の場合でも、もし早期退職を募られたら一体どうするのか。
これはサラリーマンであるあなたや配偶者にも明日訪れるかもしれない話です。