【書評】1冊3分で読めて、99%忘れない読書術 瞬読 山中恵美子著
こんにちは、ドロンパ院長です。
速読?そりゃあできたら良い。というか最近はマンガを読むことも多いのだが、まんがの速読法みたいなんはないもんかね。
まんがを速く読む方法を誰か知りませんでしょうか?え?ググれカス!って?そんなもんは知らん。
ということで、タイトルで手に取ってみた本。手に取ったというか、立ち読みで読了。内容は薄いかもしれんけども、ためになるフレーズはあるもんです。
左脳読みではなく右脳読み
文字を脳内で音読して理解するのではなく、文字のかたまりとして「見て」いく。そしてどんどんイラストに変換してく。イラストで理解するので、右脳が活性化されるらしい。
瞬読のステップ
- 変換力を鍛える
- イメージ力を鍛える
- 本を右脳読み
- アウトプット
1,2は訓練が必要。丁寧に訓練の問題集みたいなのがページの半分ぐらいを占めている。3は作業。それを書き起こして(アウトプット)初めて読了となる。
適応できるのは、基礎知識があるものに限る
これが一番響いたフレーズだった。たぶん、他の速読とか、つまみ読みとかも、基礎知識がないとできない。
アウトプットの理想系
手書き。形式はなんでも良い。
私は一時期マインドマップにまとめていたが、手間がかかりすぎた。
なぜ手書きがいいのかというと、手書きのほうが脳が活性化するから。というのも、キーボードを打つと垂直に指を使い、手書きは水平に使う。水平に使う方が脳が活性化するということだ。
ライティングの技術を上げるためには「手書きで写経せよ」みたいな言葉があるけど、あれもそういうことなのかな。なんせキーボードで打つことには慣れてるので、今後は手書きでいろいろやってみようと思う。
いきなりフォトリーディングを否定するような内容でビックリした。というかたぶん、筆者はフォトリーディングの講座を受けたりして、いまいちできる実感がなくて、独自の読書法にたどり着いたんだと思う。
イラストへの変換練習をしていないので、実際に試していないということで何とも言えないが、まあこういう世界があってもいいんじゃないかな。