新型iphoneの発表から、商品の価格設定方法を考える
こんにちは、ドロンパ院長です。
iPhoneXと8等が発表されましたね。iPhoneも進化の連続でしたが、今回の評判はそれほどでもなかったようです。これだけスマホが普及する中みなさん新しい技術に慣れてしまったんでしょうか。
さて価格はiPhone 8の最下位モデルが78,800円(税別)に対して、iPhone Xの最上位モデルは129,800円(税別)とのことです。
最初見たとき
「高っ!」
て思ってしまいました。
恐らくこの価格設定が一般ユーザーには響かなかったのかもしれません。
■価格設定方法
有料のものであれば当たり前ですが何でも値段がついています。値段がついているということは値段をつけた人がいるということです。
何でもそうですが売りたい商品がある場合、値段をつけなくてはいけません。値段のつけ方はいろいろあります。
- 原価を考慮して決める場合
- 需要を考慮して決める場合
- 競合状況を考慮して決める場合
恐らくこの三つぐらいに分類することができます。
原価を考慮して決めるというのが一般的ですね。製造業等ではこの値段のつけ方です。また値段が先に決まっててその範囲内で商品を作るというパターンもあります。100均なんかがそうですね。
需要を考慮してつける場合は、単純にいくらなら売れるか?ということで値段をつける場合ですね。これには消費者の調査が欠かせません。大手企業はこのやり方が多いように思います。
競合状況を考慮して決める場合は、おそらくもっとも簡単な価格設定の方法です。はてなブログをやっている人の中にはランサーズやココナラのようなサービスに登録してフリーで仕事をされている人も多いと思います。
そんなときにまずやってしまう価格設定は競合状況を考慮して決める方法ではないでしょうか?ほかの人の似たようなサービスは幾らぐらいでだしてるのかな?大体合わせといたほうがいいかなー?というやつです。
■高価格鍋セットの話
私の友人にステンレスの鍋セットの営業をしている人がいます。さて、この鍋セット、いくらだと思います?鍋ですよ。鍋。
なんと30万です。モノが良いか悪いか、販売方法が良いか悪いかは置いときます。
「そんなもん売れんの?」て思ってましたが、なんとけっこう売れるらしいのです。
しかも必ずしも金銭的に余裕がある人ばっかりが買うとも限らないとのことなのです。いや~、私はびっくりしました。鍋とかフライパンなんてホームセンターとかで1000円ぐらいで売ってます。100均でも売ってますよね。この場合、価格をどういう決め方で設定してるのかはわかりませんが、ちゃんとターゲットを明確にしてその価格設定にしてるんでしょう。
■iphoneの価格設定は?
冒頭のiPhoneの話に戻りますが、私は今回のiPhoneを「高っ!」と思いました。ということは私は今回のiPhoneを売りたい客層ではなかったということです。欲しい人はその値段でも安いと思う人もいるかもしれません。昔ほど販売台数は伸びないかもしれないけど、Appleも1企業なので儲かればそれで問題ないわけです。
結局価格に対して安いか高いかというのは、お客さんが決めることです。フリーランスで色々仕事をしている人は、一度価格の決め方を見直してみてはいかがでしょうか。