京都市の図書館はバケモノか!書店やネットで買う前に目的のものが手に入れられる場合が多い。
こんにちは、ドロンパ院長です。
私の趣味の一つは読書です。とは言ってもそんなに数は読んでいません。読んでいないというのは『読書が趣味』という割にはという意味です。普段からあまり本を読んでないという人からしたら、けっこうな量を読んでいる方かと思います。しかし常に何かを読んでいるというわけでもなく、何か行き詰まった時には本に回答を求めていました。
去年までは気になった本はとりあえず購入し、積ん読状態になることも多かったのですが、自分自身の転職や妻の妊娠により家計が一気に苦しくなり本が買えない状態になっていました。今までの積ん読状態のものはとりあえず読みましたが、何も気にせず本を買うということができなくなってしまいました。気になる本は山のようにあるので、本屋で立ち読み・・・も限界があったので色々考えていたら
そうだ、図書館へいこう!
すごーく基本的な事が抜け落ちていました。図書館ならタダで本読めるやん。
でも図書館ってどんなイメージですか?少なくとも僕の印象は
- 蔵書が古い
- 子供向き
- なんか薄暗い
- 少しでも物音を立てたら反逆罪
こんな感じでした。とりあえず偵察も兼ねてカード作りにいくだけでもいこかーと思い立ち、行ってみました。
私「カードを作りたいんですけど」
図書館司書「過去にご利用いただいたことありますか?一度データベースを探しますので」
私「過去って言っても中学生ぐらいの時に利用したきりですが・・・」電話番号や生年月日を伝える。
図書館司書「あ、データ残ってましたね。再発行ということにしますね」
残ってるんかい!!
中学の時なので約20年前ぐらいか。その時は帳簿で管理してただろうに誰かがデータベースに打ち込んだのかな、とか思いつつ話を聞いてると
図書館司書「ネットで京都市内の図書館から蔵書を検索することができます。また他館の蔵書も取り寄せて、こちらで借りていただくことができますよ。アカウント作っておきますか?」
なんだと?そんなIT化が進んでいるのか!?
そんな私は即答。
私「あ、作ります。」
ということで、ネット検索で京都市内の蔵書を全て借りられるようになりました。蔵書数はよくわからんけど、京都市内は20館の図書館があるので相当なものでしょう。また蔵書をネットで検索できるので、読みたい本が明らかな場合は探す手間がほとんどない。アマゾンで検索してるようなもんです。
そしてこれが一番びっくりしたんですが、蔵書がそんなに古くないんです。けっこう話題のやつもすぐに蔵書としてでています。
このコンビニ人間も図書館で借りたものです。非常に話題だったのに一か月ぐらい待てば借りることができました。
特に小説の人気の物とかは予約が先に入ってて待ち人数がえらいことになってたりします。
また専門書も意外と置いてあり、図書館で借りて内容が良ければ購入という風にしています。
更に図書館自体もディスプレイがけっこうしてあって、棚のエンドに置いてある本は図書館職員がポップを作って勧めてくれたりしています。アマゾンのお勧めとは違い、全く自分と関係のない分野なのでそれを借りたりもします。
あと一番自分が良かったと思うのは図書館なので返す期限があります。京都市図書館の場合は2週間です。2週間経っても返さない場合は図書館職員の方から電話がかかってきます。締切効果があって、積ん読状態になりにくいんです。
前述の1~4の印象ですが1は完全に覆されました。
2の子供向きというのは確かに子供向きなのですが、夏休みですら子供はほとんどいませんでした。お年寄りが新聞を読んでいるシーンが多かったです。また各種雑誌もタダで読めるので有効活用できますね。
3.4は変わってなかったです。(笑)
私の場合は家から歩いて10分ぐらいのところに図書館があるので非常に便利です。一つだけ不便があるとすれば、平日は17時までしか開いていないので返すことはできても借りることができないという点です。ネットで予約して、ようやく貸出準備ができましたよ、とメールが送られてくるんですが、仕事の都合上土曜か日曜しかとりにいくことができません。
返すのは返却ポストがあるのでいつでも大丈夫です。しかもこの返却ポスト、京都市内の図書館であればどこのポストに入れても良いんです!受取りも指定の図書館であればどこでもOKです。
こんなに素晴らしい図書館システム、私は京都市のサービスを使い倒していますが他府県ではどうなんでしょう?もっと力を入れている自治体もありそうですね。