ヒッチハイクから縛りプレイを考える
こんにちは、ドロンパ院長です。
今日昼間に高速道路のインターチェンジ近く(京都南インター)を通ると、「大阪」と手書きで書かれたダンボールを持ってる人を見かけました。いわゆるヒッチハイクの人ですね。なんか最近よく見るような気がします。特に今日見た人は京都から大阪の道のりなので電車乗れよ!と突っ込みたくなりました。ああいう人ってどうなんでしょう?何が目的なのかを考えてみました。
- たいがい学生さんみたいな人が多いので、話題作り?就活受けするためにやってるのかもしれない
- 本当にお金がなくて電車代も払えない為
- 財布を撮られたり落としたりで移動手段がそれしかない
- 一人が嫌で誰かと移動したい
- 新手のナンパ
- 色んな土地をまわっていて色んな価値観をもったドライバーさんと話してみたい
頭を絞り出してもこれぐらいしか浮かびません。おそらく一番上の話題作りの場合がほとんどかと思います。
そういえば昔猿岩石というコンビ芸人(今活躍中の有吉が昔組んでたコンビ)が世界中を旅する、という電波少年という番組がスマッシュヒットをしていました。その頃の猿岩石はCDを出せば飛ぶように売れ、テレビには引っ張りだこ。一躍時の人になりましたね。まさにヒッチハイク=猿岩石という構図ができた時でもあります。
その後お笑い芸人たちがちょっとした企画でヒッチハイクを導入したりとヒッチハイクはネタの王道のようになりました。今でも
- ローカル路線バスの旅(路線バスか徒歩での移動しかダメ。電車や飛行機はNGでスマホも禁止。人に道を聞くか地図の使用のみ情報収集OK)
- 高速バスの旅(上記に似ている)
- 自転車の旅
- 鈍行電車の旅(青春18切符使用)
他にも様々な旅があると思いますが、こんなことを考えていたら「そういえばゲームでも縛りプレイやってる人けっこういるなあ!」ということを思い出しました。
縛りプレイとは、例えばドラクエとかファイナルファンタジーのようなRPGゲームであれば「あえて弱いグループでクリアする」とか「最短レベルクリア」とか通常であれば簡単にクリアできるところをあえて自分でハードルを上げることにより難易度をあげて限界を楽しむ、というゲームの楽しみ方のようです。これがyoutubeとかにけっこう動画とか証拠画像とかが掲載されてて「すごい人もいるもんやなあ」と感心しています。
お金がないということを除けば、ヒッチハイクは人生の縛りプレイなのかもしれません。単純に目的地にいくまでは新幹線とか電車とか今の日本ではありとあらゆる手段がありますし、またそれを探し出すアプリ等も充実しています。そんな中あえて不便で(とまってくれるかもわからないし、その人が話をしてくれるかどうかもわからない)ヒッチハイクという手段を選ぶのはまさに縛りプレイ。人は便利になればなるほど不便さを追い求めるものなのかもしれません。
そんなことを考えていると、次の京都東インターまできました。
するとまた一人ボードを持った青年が立っているではありませんか!
そこに書かれていた行き先は・・・
「大津」
いや近すぎるやろ!!せめて歩けよ!!
(※京都東インターから大津までは5キロぐらいです。電車の駅にして一駅ぐらい)
縛りプレイって変な意味ではありませんので・・・