狩野一峰の思考錯誤

言いたいことも言えないこんな世の中だからこそあえて本名で

それっておいしいの??ロコモティブシンドローム(症候群)を考えてみる

こんにちは、ドロンパ院長です。

今日はロコモティブシンドロームについて考えていきたいと思います。

まずロコモティブシンドロームってなんなんでしょう?知ってる方いるのかな?聞いたことある方もおられるかもしれませんね。

略して「ロコモ」なんて表現されていますが、yahooニュースのトップにでてたり、朝の情報番組で特集が組まれたり最近ホットなワードでもあります。

ロコモティブ症候群(ロコモティブしょうこうぐん、locomotive syndrome)とは、運動器の障害や、衰え(関節可動域の制限やサルコペニア等の筋力低下など加齢や生活習慣が原因といわれる)によって、歩行困難など要介護になるリスクが高まる状態のこと。一言で言えば、運動器機能不全のことである。日本整形外科学会が2007年に提唱した呼称(和製英語とされる)で、予防啓発を行っている。ロコモと略されたり、ロコモティブシンドローム、ロコモーティブシンドローム、ロコモーティブ症候群、運動器症候群などと呼ばれることもある。

「ロコモティブ症候群」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
"最終日付(更新日付)2017年5月16日" UTC
URL: http://ja.wikipedia.org/

なんかものすごく難しいようなことが書かれていますが、要約すると運動器(関節とか筋肉とか)が衰えや障害によって歩けなくなったり、介護が必要な状態になるかもしれない、という状態のことです。

 

このロコモという概念、私は介護施設で働いていた時に外部研修で知りました。

始めは「ロコモって何?」という状態でした。

 

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普通はこれをイメージしません??ハワイの丼ロコモコ丼。食べたい。

 

年寄りになると運動ってほとんどしなくなります。若い人でも運動不足だ!とか言われてるのに、お年寄りが運動しなければどうなってしまうかはもはや自明の理ですね。動けなくなる状態に加速がつきます。

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「歩けない=誰かの世話にならなければ生きていけない」ですから、家族の介護が必要ということになってくるのです。

そうならない為の前段階のロコモを予防しましょう、ということですね。

と、ここまでが老人性。

私がビックリしたのは、このロコモが「若い女性」にも言われるようになってきたことです。

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だからyahooニュースにもでていたし、朝の情報番組でも特集が組まれていたんでしょう。

若い女性が運動をしなさすぎてこの「ロコモ」状態になる可能性がけっこう増えてるとか。可能性というか実際にロコモ状態になっている女性も増えているそうです。

歩けない、とまでいくとかなり大袈裟かもしれませんが、階段の昇り降りができないという女性はけっこういます。階段よりエレベーターを使う方に至ってはほぼ9割ぐらいの方がそうなんではないでしょうか。そんなこんなでうちの職場は大体50人ぐらい同じフロアにいて、そのうち女性も年齢バラバラで半分ぐらい働いています。歩き方とかを見ていると「ロコモ気味」のように思える若い女性が少なくありません。

そしてこのロコモ、ロコモ度チェックというのがあります。これができたらロコモは心配なし、とかこれができなかったらロコモの恐れがあるとか。

 

 

そのチェック法は・・・つづく。