求人出しても問い合わせすらない時代をどう生き抜くか①
みなさんこんにちは、ドロンパ院長です。
休日はどうお過ごしでしょうか?「わしサービス業やから関係ないがな」って人もけっこうおられると思います。
そういえば世間はまたまたプレミアムフライデー。私のクライアントの会社の一つもめでたく導入をされました。あまり導入をしていない会社がほとんどなので、人材採用に関してはけっこうアピールポイントになります。
「最近の若者は休み休みで全然働かない。俺が若い頃は・・・」的な思考の方はちょっと考えを改めないと今後生き辛くなります。今は日本の社会全体がそっちの方向へ進んでるので。
さて、ということで本日は今の現在の私が生業としている「人材コンサルティング業」について書きたいと思います。
■人材コンサルティング会社って結局何屋さんなん??
人材コンサルティング業って言っても様々で、単純に派遣会社や有料職業紹介の会社の人も人材コンサルティングをやってる、とか言ったりしています。まあやってるといえばやってるかもしれないけど、彼らは派遣なら派遣社員しか提案できない。本来ならば、例えば企業が「人が必要」と言ってくれば「この業務は正社員一人で実施させるより、パート二人でまわしたほうが効率が良い。同じ作業をずーっとやるっていうのは必ず効率が落ちる時がでてくるので」とか提案できないとコンサルティングとは言えません。
■社長!人がいないんです!!
ということで採用と言っても様々ありますが、現代日本はまず人がいません。特に若手。
今までであれば言葉は非常に悪いですが、若手は使い回しの時代です。いくらでもいるので辞めても補充がききました。
ですがここ最近、特に3年前ぐらいからでしょうか・・・求人募集をかけても従来の方法であれば10件問い合わせ電話がかかってきたものを0件という会社も少なくありません。
有効求人倍率、バブル期超え 4月1.48倍
厚生労働省が30日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月に比べて0.03ポイント上昇の1.48倍だった。上昇は2カ月連続。バブル期のピークだった1990年7月(1.46倍)を上回り、1974年2月(1.53倍)以来43年2カ月ぶりの高水準を記録した。
日本経済新聞2017年5月30日
この記事からも分かる通りいわゆる売り手市場です。みなさんの周りでも小売のコンビニやスーパーで昔は働いていなかった年配の方や外国人の店員さんを見かけるようになっていませんか?まさに人手不足のあらわれです。
■人事部って楽??
企業の人事部といえばその他の部署から見ても「いまいち何をやってるかわからない、楽そう」というイメージでしたが、とんでもない。人事部も「●人採用計画」というのがありますから、それを必死で達成しなくてはいけないのです。しかも従来型の採用方法ではなかなか難しくなってきてるので、従来型のブラッシュアップをし精度を高めていくか、全く別の方法を考えていかなくてはいけないようになりました。こう書くとなんだか営業の仕事みたいに思われる方もいるかもしれません。その通りです。今は本当に人がいないので、「募集したら人がくる時代」から「採りにいく時代」になってきています。大企業であればそれなりにチームを組んで資本を投下できますが、中小零細企業であればそんなことはできません。また経営者の意識改革も必要となります。
週初めは何回かに分けてカラダのことを、と思っていたのですが人材採用に関することや他のネタも満載なので、カラダのことは隔週にしようと思っています。話題が飛びまくってるような駄文を読んでいただきましてありがとうございます。