狩野一峰の思考錯誤

言いたいことも言えないこんな世の中だからこそあえて本名で

肩の筋トレやストレッチ①

みなさんこんにちは。ドロンパ院長です。一昨日・昨日と肩周辺の解剖的な話病気の症状などを書きましたが、今回は最終会の治療法です。

治療法と言っても、本当に病気になれば病院にいって診てもらうのが一番良いです

病気というのは突発的なものや事故や怪我以外では日常生活の日々の習慣の延長に存在していることがほとんどです。

運動もせず好きなものばかり食べてたら肥満になる、ということと同じです。肩も同じで動かさないとかたまります。人間のカラダは使わなければ退化していくのみです。私がこれから書こうとしているのは治療法ではなく、予防法やリセット法と呼ばれるものなのかもしれません。はじめは3日に1回でも十分だと思います。やること自体は1分もかからないようなことですので、一度試していただければこんなに嬉しいことはありません。ということで肩まわりの筋トレを紹介します。

■肩周りの筋トレと言えばコレ「ラットプルダウン」

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はい、ジムに通ったことがある方ならおなじみのやつです。背中側に下ろせば背中の筋肉と肩の筋肉を鍛えることができます。前にもっていけばまた違う効果があります。それはまた別に機会に。

さて、写真の棒を下に下ろすと肩甲骨が内側に寄ります。この「内側に寄る」というのが大事なんです。主に大菱形筋(だいりょうけいきん)と小菱形筋(しょうりょうけいきん)と広背筋(こうはいきん)いう筋肉が働きます。前者2つの筋肉はいわゆるインナーマッスルになります。

広背筋はアウターマッスルですから鍛えれば鍛えるほど逆三角形の凛々しい後ろ姿を手に入れることができます。

だがしかし!みんながみんなジムで運動しませんよね?自宅で・・・もあんまりしないですよね?ということで小難しいことは抜きにして、「会社の昼休みやトイレでちょっとできる」というのをポイントに筋トレを紹介していきます。

「タオルラットプルダウン」というのになります。負荷はジムのものより低くなりますが、カラダを動かすことが第一なので特に支障はないと思います。タオルラットプルダウンは写真の女性が持ってる棒をタオルにするだけです。

大きさ的にはフェイスタオルががやりやすいと思います。

タオルの端と端を持ってやったほうが効果はあるので、ミニタオル等ではできなくはないですが、効果が半減するかもしれません。これを肩甲骨を意識しながら肩甲骨付近に力を入れつつゆっくり10回程度やりましょう。「コリコリ」と骨と骨が当たるような音が鳴る方もいます。どこまで腕を下ろすの?と思う方もおられますが、肘がお腹の位置ぐらいまで下りてくれば十分です。

さて、やってみていかがでしょう?背中を動かした感があると思います。それを感じる方はよっぽど肩甲骨を動かす機会がない方です。もし鏡があれば全身を見てみると姿勢までよくなっているのがわかるはずです。そう、これをやると姿勢がグッとよくなります。前かがみではなくなり、胸を張ったような姿勢になり、自信がある凛としたような人に見えます。

ちなみにフェイスタオルすら職場では持ってないって言う人がほとんどなので、長尺物であればバットとか、水筒とか500mlのペットボトルでもできます。エアーでやっても実はけっこう効果があったりしますよ。バットは職場に置いてないと思うので、IDカードを首から下げているヒモでもできます。

ということで本日はストレッチも書こうと思ってたのですが、長くなりすぎたのでストレッチはまた明日に。読んだ方は是非やってみてくださいね!