狩野一峰の思考錯誤

言いたいことも言えないこんな世の中だからこそあえて本名で

肩挙がりますか?

みなさんこんにちは。整骨院院長のドロンパです。一応整骨院っぽいことを書いていこうと思ってたんですが、かなりの文字数になってしまったのと、果たしてわかりやすいのか?という問いになってしまったため何回かに分けて部位ごとに書いていくことにしました。

まずは簡単な自己紹介から。実は整骨院院長と書いていますが、まだ院長ではないのです。というのも今現在店舗改装中で、まだ整骨院として開業していないからです。では今の仕事は何をしてるのか?と言われれば人材コンサルティング屋さんになります。効果的な人材採用の仕方・面接・定着に至るところまで労基法を基準としつつ、中小企業にコンサルティングを行なっています。

ということで第一回目は「肩」です。肩って人体の中でもけっこう複雑な関節になってまして・・・

 

f:id:kazumine50:20170621093535j:plain鎖骨、上腕骨、肩甲骨の主に3つの骨から成り立っています。

鎖骨と肩甲骨は聞いたことがあるかと思います。

上腕骨は「上腕二頭筋」とかで聞いたことあるかもしれません。その名の通り、上腕二頭筋がついている骨です。また逆側に上腕三頭筋という筋肉もついており、ここが退化するといわゆる二の腕プルプル状態になります。夏場の女性でけっこうそういう方を見ますよね。上腕二頭筋が発達していれば力こぶがモリッとでます。男らしいですね。

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次に鎖骨。鎖骨は女性にとって重要なようです。芸人のシルクさんなんかは鎖骨からグレープフルーツの匂いがするそうです。鎖骨からはフェロモンがでてるとかでてないとか。解剖学的に言うとそんなものはでてない、となりますが確かに鎖骨をクッキリだしてる女性は綺麗やったりします。そういえば「鎖骨を指で挟んで上に引っ張ったら鎖骨がでる」という謎の都市伝説を信じていた女性がいて実践してたそうですが、全く効果がでなかったそうです。

そして最後に肩甲骨です。肩ではけっこう重要な骨だと私は思っています。特に現代においては。肩甲骨まわりの筋肉の筋トレをしっかりやっている男性の後ろ姿は素晴らしいです。でもスポーツジムなんかでは肩甲骨まわりの筋肉を鍛えるマシンは1種類ぐらいしか置いてません。それぐらい軽視されてるのですが、実はと~っても大事な骨と筋肉。

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表題にも書きましたが、今もし腕を挙げれる状況なら、手のひらを前に向けた状態で挙げてみましょう。真横に前に後ろに。挙がりますか?一定以上いくと痛みを感じる方もおられるかもしれません。本来は180度、つまりまっすぐ上を向くまで腕が上がらなければいけないのですが、最近は上がらない人が多いです。特に若い女性を中心に。

なぜでしょう?運動不足??それもそうなんですが昨今の仕事におけるPC利用は必須となっています。またスマホの普及によりずーっと前かがみの姿勢が多くなっています。同一姿勢をずーっとしていると筋肉はかたまってきます。

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特に肩甲骨を動かすような動き・・・つまり手を挙げるような動きってすることありますか?「洗濯物を高い場所にひっかける・服に袖を通す・風呂上りに頭を拭く・つり革をもつ・高いところの何かをとる・挙手、、、」これぐらいしか思いつきません。

では単純に想像される現場仕事では??例えば住宅の内装屋さん。壁紙を貼ったり電気工事をしたり。けっこう腕を上に挙げてはりますよね。これはバランスよくカラダを使えている好例です。

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使いすぎはまた四十肩や五十肩になったりするんですが・・・。ということで、次回は肩の病気等に言及していきたいと思います。